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ITのこと知らないんですけどIT関連のことを気ままに綴ります

読みやすい文章を書くコツ

どうもこんにちはー,ちんともです.

文章が読みやすいとたまに言われます.そこで純粋な私は「私の文書ってもしかして読みやすい文章なのかな!?」と調子に乗ってこの記事を書くに至りました.ありきたりなことばっかりだったりするんですけど,いざ文章を書いてみるとできていなかったりということが割りとあります.ブログ,メール,レポートなどさまざまな場面で使える内容だと思いますので,是非自分の文章もチェックしてみて下さい.

 

最初に結果を言う

まずその文章において自分が1番伝えたいことを最初にいいましょう.そこからだんだん細かい説明に持っていきましょう.これはわかりやすい文章を書く際にいつも言われることなので詳しく説明しなくてもわかると思います.ただ,この「最初に結果を言う」というのは,わかりやすい文章を書く上で最も大切なポイントですので,他の項目は忘れても,これだけは覚えておいてほしいです.これさえ意識できれば,他のいくつかの項目は自然とできるようになっていくでしょう.

箇条書きをうまく使う

複数並列する項目がある場合は箇条書きを使いましょう.各項目が長くなる場合は,要点だけ箇条書して後から1つ1つ説明していくのがいいでしょう.特に,日時や場所を記載する場合は分けて書いてほしいですね.

日時は2月20日の10時半から12時で,場所は立命館大学びわこ・くさつキャンパスです.

この文と,

日時: 2月20日 10:30〜12:00
場所: 立命館大学 びわこ・くさつキャンパス

この箇条書きなら,後者の方が頭に情報が入って来やすくないですか?

一文に入れる情報は2つまで

1つの文が長くならないようにしましょう.目安として,私は一文に入れる情報はだいたい2つまでにしています.一文が長くなると読みにくい文章になってしまします.なぜなら長い文を書くと,日本語の構造上どうしても結果を最後に言うことになってしまうからです.

例えば今の説明を一文に直してみるとこうなります.

長い文を書くと,日本語の構造上どうしても結果を最後に言うことになってしまうので,読みにくい文章になってしまうので,一文に入れる情報はだいたい2つまでにして,1つの文が長くならないようにしましょう.

なんだか読んでいて息切れしそうですね.殊に,「〜ので,〜ので,〜」と理由の表現が連続で出てきているところが気持ち悪いです.理由(「ので」「ため」)や,条件(「れば」)を表す言葉は連続してしまうことがよくあるので,気をつけましょう.

先に言った文に入れる「情報」とは,文の内容の単位のことです.言葉で説明するのは難しいので実際に例を見てみましょう.先程の文章の場合,「情報」は以下の4つになります.

  1. 1つの文が長くならないようにしましょう
  2. 一文に入れる情報はだいたい2つまで
  3. 一文が長くなると読みにくい文章になってしまう
  4. 一文が長くなると日本語の構造上どうしても結果を最後に言うことになってしまう

これらの情報のうち,1つ1つを一文にしてもいいですし,2つ選んで一文にしてもいいのです.
よく見てみると,3番と4番はどちらも「一文が長くなる」ことによる弊害のことを言っています.この2つの情報の間には因果関係がありそうなので,以下のようにつなげた方が読みやすいかもしれませんね.

1つの文が長くならないようにしましょう.目安として,私は一文に入れる情報はだいたい2つまでにしています.一文が長くなると,日本語の構造上どうしても結果を最後に言うことになってしまい,読みにくい文章になってしまうのです.

このように,基本的には1つの文に1つの情報を入れます.情報と情報の間に関係があったり,つなげた方が自然な場合はつなげてやりましょう.多くても3つまでが限度です.

無駄に漢字を使わない

漢字を乱用するのはやめましょう.もちろん,ひらがなだらけのぶんしょうがとてつもなくよみにくいことはみなさんおわかりいただけるとおもいます.ですが,漢字に出来る物は全部漢字にした此の様な文章も又,大変読み難いのです. 漢字とひらがなの使い分けは,身の回りの表記などを目安にしましょう.看板や新聞などでひらがなで書かれているものはひらがなで書いた方がいいでしょう.「此の」「其の」「〜と云う」など,漢文の書き下しですか?と思われるようなものは使わない方がいいです.「為」「物」「又」などはグレーゾーンですがこれらもあまり使わない方がいいと思います.「出来る」「様な」「〜し難い」などは漢字でもおかしくないですが,私は避けるようにしています.

どこまで漢字でどこまでひらがなで書くかは,個人の感覚や時と場合によります.しかし,同じ文章の中では書き方を統一するようにしてほしいです.「様な」と「ような」が混在していたりすると,ちょっとかっこ悪いです.

簡潔な文を書く

不要な表現はできるだけ省き,簡潔な文を書くようにしましょう.主なチェックポイントは以下の3つです.

  • 文末の表現: その表現はただ「〜です」「〜である」といえば済むものではないか?
  • 修飾語: その修飾語は本当に必要か?
  • 接続詞: 何度も同じ接続詞を使っていないか,その接続詞は本当に必要か

例として冒頭の一文を見てみましょう.

ありきたりなことばっかりだったりするんですけど,いざ文章を書いてみるとできていなかったりということが割りとあります.

何も考えずに書いた文なのですが,実はもっと簡潔にできます.

ありきたりなことばかりですが,いざ文章を書いてみるとできていないことが多々あります.

文末の表現を直してみました.更にいうと,究極これでもいいかもしれません.

ありきたりなことばかりですが,実際できていないことが多々あります.

若干ニュアンスは変わりますが,言いたいことは同じです.最初は58文字もあった文を33文字まで縮めることができました.自分の文章を見返してみて,不要な表現がないかチェックしてみて下さい.

同じ助詞を連続で繰り返さない

「は」「が」「の」などの助詞を連続で使うと文を理解しづらくなる場合があります.例えば次の文を見てみましょう.

僕の友達の犬のポチは今日はずっと寝ている.

「の」が3回,「は」が2回連続で使われています.ちょっと気持ち悪くないですか?「の」の部分については,そもそも僕の友達が飼っている犬がポチという名前なのか,僕とポチが友達なのかわかりません.同じ助詞が続いているのに気付いたら,うまく別の表現に変えてやりましょう.

読み直す

自分で書いた文章は,何度も読み返してみましょう.以上の項目を一発でクリアできるのは難しいですし,気にしすぎるとなかなか書き進めることができなくなってしまうと思います.とりあえず一度書き上げてみて,読み返しながら修正していくと,書いていたときには気づかなかったことに気づくかもしれません.誤字も意外とあったりします.最低でも一度は全体を読み返しましょう.

 

最後に

あまりたくさん言っても一気に注意できないのでこの辺にしておきたいと思います.もう少し書いておきたいポイントがあったのですが笑

色々書きましたが,これらのポイントは私が個人的に気をつけるようにしているものたちです.私もまだまだ未熟ちゃんです.「これらが絶対的に正しい」とか,「これらさえ気をつければ読みやすい文章がかけるんだ」とかいうわけではないので,あくまでも参考にしていただけたらと思います.

それから,説明の中で〇〇詞がどうのとか言ってますけど,私あまり品詞の分類?文法?とかよく分かってません.一般的な表現がしたくて使っただけなのであまり気にしないでください....

最後に言っておきたいのは「読みやすい文章 = 良い文章」ではないということです.では「良い文章」とは...なんてことを話しているとキリがないのでしませんが,とりあえずこれが全てではないよってことです!(雑)

とりあえずテキストで書きなぐったので後でできたら図とか入れたい...

最後まで読んで下さり,ありがとうございました!!